東洋大学/生命科学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
生命科学科
生体医工学科
生物資源学科
所在地
1~4年:埼玉
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
生命科学部の偏差値を見るプロフィール
生命科学の対象は、分子や遺伝子レベルから、細胞、生物の個体、集団・社会、そして地球環境にまで及び、その成果は医学、農学、工学など幅広い学問分野に応用されています。本学部では「いのち」のあり方を思索する哲学と倫理を基盤に、俯瞰的な視野を養い、生命科学の各領域についての深い専門知識を獲得。「命と食が輝くスマートキャンパス」として2024年にリニューアルした朝霞キャンパスを拠点とし、医療や食糧、環境問題といった社会・地球規模の課題の解決、そして持続可能性の実現に貢献する人財を育成します。
【キャンパス】
朝霞キャンパス
【学生数】
1092名(2024年5月1日現在暫定数)
【専任教員数】
45名(2024年5月1日)
生命科学科
【講義・学問分野】
化学実験、分子生物学、生化学実験、生命科学輪講、動物生理学、水圏環境科学、バイオミメティクスなど
生体医工学科
【講義・学問分野】
物理学実験、生体医工学実験、生体医工学輪講、免疫学、計測工学、ナノメディシン、病理学総論など
生物資源学科
【講義・学問分野】
植物科学、微生物学、生物資源学ゼミナール、分子生物学、植物バイオテクノロジー、アストロバイオロジー、生態毒性学など
学べること
生命科学科
いのちのしくみと、いのちを育む環境を科学する
生命科学の幅広い専門知識と高い倫理観を身につけ、さまざまな生物が見せる生命現象について理解を深めます。学びをもとに自然環境や生物多様性の保全、あるいは人々の健康と医療の充実など、さまざまな課題に取り組み、社会と地球環境の持続的な発展に貢献できる人財を目指します。
【授業・講義】
生命への理解を深め、社会と環境の課題に向き合う
生命科学の対象は、分子や遺伝子レベルから、細胞、生物の個体、集団・社会、そして多様な生物が影響し合う地球環境にまで及びます。その成果は医学、農学、工学など複数の学問分野に応用されるほか、食料危機や環境破壊、資源枯渇、感染症など、社会あるいは地球規模で生じている数々の課題の解決にも役立てられます。本学科での学びは、生命科学の幅広い応用分野の基盤となるものです。
いのちのあり方を探る生命科学の基盤として、哲学を学び、高い倫理観を養います。その上で科学の基礎的知識と実験手法を身につけ、専門領域に応じた2つのコースで学習を進めます。「生命機能コース」では動物個体や細胞の構造・生理について学び、それらを応用する知識や技術を修得。「環境科学コース」では、生物多様性と地球環境の持続可能な開発についての理論と実践を学びます。生命機能と環境科学を同時に学べるカリキュラムは大きな特徴であり、さらに生物資源学科と生体医工学科の専門科目のほか、大学院開講科目の一部も学ぶことができます。
生体医工学科
人々の「生きる」を支える、科学と工学
生体医工学は、高精度で安価な診断・治療システム、新薬、あるいはヘルスケアテクノロジーの開発と発展を通して、人々の「いのち」を支える学問です。生物学、医学、工学が融合する生体医工学の成果は、医療・福祉・生活の質(QOL)の向上、持続可能な社会と環境の実現に貢献しています。
【授業・講義】
生体医工学の両輪をなす2つの分野を学ぶ
生体医工学の知識や技術を、より高度なものとして活用する知識とスキルを養うため、2年次秋学期より、再生医療/細胞工学や健康科学等の生命工学を学ぶ「生体工学コース」と、医療機器や医療材料等の先端応用領域を学ぶ「医工学コース」の2コースに分かれて学習します。それぞれのコースで専門性を高めると同時に、横断的に学ぶことも可能とし、医工学の融合領域での幅広い知識と技術についての高度な学びへとつなげます。また、生命科学科と生物資源学科 の専門科目のほか、4年次には大学院開講科目の一部も学ぶことも可能です。
生物資源学科
植物と微生物から探る、世界の持続性
人口増加による食糧不足や環境・生態系への影響は、地球規模で大きな問題になっています。気候変動による極端な気象現象、生物多様性の損失など地球環境の持続可能性を脅かすさまざまな現象の背景にも、人口増加や人類の社会活動があると考えられます。
本学科では、安全で豊かな生活に欠かせない「生物資源」のうち、特に植物と微生物について深く学び、それらを活用するための先端研究を行います。植物や微生物の生命現象についての学びを深めることで、食糧問題や環境問題など、地球規模の諸問題の解決に貢献する人財を育成します。
【授業・講義】
植物と微生物を学び、持続可能な生物資源の活用を目指す
植物および微生物に関する総合的な知識と、柔軟な思考による問題解決能力を身につけます。またこれらの生物資源を活用して、人類が直面する課題の解決と持続可能な発展に貢献する能力を養います。植物や微生物は、周りの環境に柔軟に順応する能力だけでなく、周りの環境を変える能力も持っています。多くの可能性を持つこれらの生物資源を最大限活用する力を養うために、本学科では植物や微生物の機能や利用法を学ぶ科目が充実しており、大きな特徴となっています。1~2年次には「生物資源学基礎科目群」を中心に学び、各分野の学習と研究の基礎となる知識とスキルを身につけます。2年次秋学期からは「植物科学コース」「微生物科学コース」に分かれ、それおれの分野について専門的な知識を習得し、3年次秋学期からの研究活動に備えます。
問い合わせ先
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生命科学部の主な就職先
埼玉県教育委員会、第一三共ケミカルファーマ、日立プラントサービス、ロート製薬、あらた、日本アクセス、日本ジェネリック、日本ハムマーケティング、日本全薬工業、富士レビオ ほか
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