東洋大学/食環境科学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
食環境科学科
フードデータサイエンス学科
健康栄養学科
所在地
1~4年:埼玉
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
食環境科学部の偏差値を見るプロフィール
「食環境科学」は、食品の安全と安心、食や栄養に関する行政のしくみ、データサイエンスの活用、機能と栄養の関わりなど、食に関わるあらゆる分野を網羅的にカバーする学問分野です。科学的思考をベースに、技術的・工業的視点、あるいは文化的な視点から、食について学びを深めていきます。「命と食が輝くスマートキャンパス」として2024年にリニューアルした朝霞キャンパスを拠点に、総合的な学びと研究を展開し、実社会で役立つ実践力を獲得。専門知識をもって食や栄養についての多様な問題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献する人財となることを目指します。
【キャンパス】
朝霞キャンパス
【学生数】
973名(2024年5月1日現在暫定数)
【専任教員数】
40名(2024年5月1日)
食環境科学科
【講義・学問分野】
フードサイエンス実験、基礎栄養学、食品衛生学、食品バイオテクノロジー、食品添加物概論、食育論、食品安全学、フードコーディネート論、プロバイオティクス、公衆衛生学など
フードデータサイエンス学科
【講義・学問分野】
統計学、日本の食と農、空間データ分析、フードロジティクス、食品関係法、ベイズ統計モデリング、フードデータサイエンス輪講など
健康栄養学科
【講義・学問分野】
食品学、食品衛生学、食品機能学、応用栄養学、調理学実習、食品学実験、公衆栄養学、微生物学実験、生化学、栄養カウンセリング論、食品機能性分析学、フードエンジニアリング、給食経営管理論、スポーツ栄養科学、臨床医学など
学べること
食環境科学科
次世代の食のあり方を科学の視点で考える
地球規模での環境変動による食料資源の危機、食の格差といった問題への対応、食料資源としての動物の利用などについて、グローバルな視点から「食のあり方」を見直す時が来ています。食環境科学科では、食をとりまく多様な分野でリーダーシップを発揮し、食環境科学に関する専門知識をもって、次世代の食を創造する人財の育成を目指します。
【授業・講義】
食環境の変化に対応し「次世代の食」を創造する
持続可能な社会・食関連産業の実現は、今日の世界的な課題のひとつです。食環境科学は持続的・永続的な社会を支え、健やかないのちを育み、質の高い暮らしを実現するため、環境への負荷を抑えた「自然共生型の食産業」の実現を図ります。さらに、少子高齢化が進む社会に対して食の環境から貢献し、より充実した健康寿命の源となる、「次世代の食」を創造する力を身につけます。
フードデータサイエンス学科
データで、新たな食の可能性を拓く
食の歴史・制度・法律・文化に関する専門知識とともに、多種多様なデジタルデータの分析・活用スキルを獲得。データの力で食物の生産、物流、付加価値の創出、安定供給を支え、食の未来を創造する「フードデータサイエンティスト」を目指します。情報処理や統計学など、データサイエンスに関する学びに触れたことがない人でも大丈夫。基礎から一歩ずつ学べるカリキュラムです。
【授業・講義】
食への理解と先端的科学で問題解決を図る
AI(人工知能)技術を含むデータサイエンス(データの適切な分析を客観的根拠とする科学)の著しい発展は、フードシステム(農林水産物の生産から食品の製造・加工、卸売、小売を経て消費者に渡るまでのしくみ)のあり方を変え、食をとりまく環境を大きく変化させています。たとえば、POSデータによるマーケティング、IoTを活用した「スマート農業」への取り組み、あるいはフードビジネスにおける高付加価値の創出、さらに高齢化社会における「健康寿命」の充実に向けた食生活のサポート、持続可能な食を実現するための政策立案にまで広がっています。食に関わる多様な領域についての知識と、先端的なデータサイエンス領域の知識・技術の融合は、食に関する問題の解決を新たな価値創出の重要な鍵となるものです。
健康栄養学科
人と社会の健康を担う、管理栄養士のちから
2024年3月の第38回管理栄養士国家試験では、受験希望者全員である86名が試験を受験し、72名が合格しました(本学科合格率83.7%、全国の管理栄養士養成課程〈新卒〉の合格率は80.4%)。管理栄養士としての能力を育むとともに、社会における実践力、自然科学と人文科学分野の基礎的知識を養います。さまざまな視点から食と健康について理解を深める学びにより、多方面で健康栄養科学の側面からリーダーシップを発揮しうる人財を目指します。
【授業・講義】
栄養学と生命科学、哲学の融合
科学的根拠に基づく栄養学(Evidence-based Nutrition)を基盤に人々の健康維持・増進に取り組む管理栄養士は、社会において普遍的に求められる存在です。すべての学びに通ずる「哲学する姿勢」と生命科学分野の幅広い知識を基盤に、管理栄養士に必要な基礎的知識を獲得。専門的知識と基礎的研究能力、グローバルな視野、そして変化に対応する実践力をもって、さまざまな分野で社会に貢献できる能力を獲得します。本学科では所定科目の単位修得により、卒業と同時に管理栄養士国家試験の受験資格を得ることができます。
問い合わせ先
【URL】
食環境科学部の主な就職先
LEOC、さいたま市教育委員会、埼玉県教育委員会、IMSグループ(板橋中央総合病院グループ)、ブルボン、埼玉県庁、赤城乳業、長谷川香料、日本食研ホールディングス、日本赤十字社 足利赤十字病院 ほか
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