りつめいかん

立命館大学

私立大学 京都府/大阪府/滋賀県

立命館大学/理工学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

数理科学科[数学物理系](出願時にコースを選択)/数学コース(45名)、データサイエンスコース(52名)
物理科学科[数学物理系](86名)
電気電子工学科[電子システム系](154名)
電子情報工学科[電子システム系](102名)
機械工学科[機械システム系](173名)
ロボティクス学科[機械システム系](90名)
環境都市工学科[都市システム系](166名)
建築都市デザイン学科[都市システム系](91名)

所在地

1~4年:滋賀

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

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プロフィール

●確かな基礎と幅広い応用力を身につけて、技術開発の第一線で活躍
●充実の外国語教育によりコミュニケーション能力を身につける
●一貫したカリキュラムで大学院までの6年間を見据えて学ぶ

理学と工学の知識・技術を生かして、豊かで持続可能な社会の実現のために貢献できる科学技術のスペシャリストの育成を目指します。さまざまな応用につながる基礎学力を鍛えるとともに、論理的思考力・分析力を身につけます。

【キャンパス】

びわこ・くさつキャンパス

【学生数】

4238人(2024年5月1日現在)

【専任教員数】

182人(2024年5月1日現在)

数理科学科[数学物理系]

【講義・学問分野】

代数学、線形代数学、確率論、代数学序論、幾何学序論、複素解析学、積分論、微分方程式論、関数解析学、数理統計学など

物理科学科[数学物理系]

【講義・学問分野】

力学、解析力学、物理数学、電磁気学、量子力学、素粒子物理学、熱統計物理学、物質物理学、固体の物理学など

電気電子工学科[電子システム系]

【講義・学問分野】

ベクトル解析、電気回路、通信工学、電磁気学、統計物理学、半導体工学、電気機器工学、光エレクトロニクス、電力システム工学、電磁波工学、光学など

電子情報工学科[電子システム系]

【講義・学問分野】

情報処理、AI・機械学習、制御工学、論理回路、コンピュータアーキテクチャ、オペレーティングシステム、電気回路、電子回路、通信理論、高周波工学など

機械工学科[機械システム系]

【講義・学問分野】

機械製図学、加工学概論、機械設計法、機械工学概論、機械工作実習、機械システム実験、制御工学、機械力学、材料力学、流体力学、熱力学など

ロボティクス学科[機械システム系]

【講義・学問分野】

ロボティクス実験、電気電子回路、アクチュエータ・センサ工学、力学、知能科学、ロボットビジョン、機械製図学、CAD演習、ロボット設計演習、生体機能論、福祉インターフェイス論など

環境都市工学科[都市システム系]

【講義・学問分野】

構造力学、材料学、土質力学、水理学、都市計画、都市交通計画、都市防災工学、まちづくり演習、水処理工学、環境衛生学、水環境学など

建築都市デザイン学科[都市システム系]

【講義・学問分野】

図学・製図演習、建築都市デザイン演習、CAD/CG演習、建築生産システム演習、建築史、建築意匠、ランドスケープデザイン、建築設備など

学部の特色

確かな基礎と幅広い応用力を身につけて、技術開発の第一線で活躍

天文台(トリシア)

めまぐるしいスピードで科学技術が変化・進展を続ける今、最先端の知識・技術を身につけても、短期間で時代遅れとなります。大切なのは、未知の理論や新技術を探求し応用する力であり、それらを自分のものとして修得するために必要な理工系共通の基礎的な学力と、論理的思考力・分析力を身につけていることです。確かな基礎を築いておけば、新しいことも専門分野以外のことも吸収して、研究開発の第一線で長期にわたって活躍できます。理工学部でこうした基礎および対応力を身につけることは、将来、自らのキャリアを多方面に展開することにつながり、強みとなります。イノベーションは、従来の理論や技術の延長だけではもはや難しく、自身の専門と異なる分野を横断的に眺める機会を持つことこそが、新価値創造に向けての目を養う訓練になります。それができるのも理学から工学まで、ハードウェアからソフトウェアまで幅広く学問分野を持っている理工学部だからこそです。

充実の外国語教育によりコミュニケーション能力を身につける

今後、科学技術の研究・開発を担う人材は、高いレベルの外国語運用能力が必要です。高い次元での外国語によるコミュニケーション能力を身につけるため、専門分野をより意識した学科独自の外国語教育を充実させています。

一貫したカリキュラムで大学院までの6年間を見据えて学ぶ

学部から大学院までの6年間を見据えた一貫性のあるカリキュラムを展開し、専門領域の学びを基礎から応用へと深める教育を行っています。4回生から所属する研究室では、学部生と大学院生がチームで研究を行い、知識と技術の修得を確かなものにするとともに、技術者・研究者に必要なコミュニケーション能力を磨きます。

学べること

数理科学科[数学物理系]

幅広い領域での数学の研究・活用を通して人類の福祉と発展に貢献する。

本学数理科学科は、前身の数学物理学科の時代から、研究者・教員・公務員・技術者などの幅広い領域で活躍する卒業生を輩出してきました。数学という普遍的性格をもつ学問を学ぶことで身につく論理的思考力と発想力が、それぞれの現場で活かされています。特に、確率論・数理ファイナンスの教育カリキュラムによって金融関連分野を得意とする卒業生が多いことが本学科の著しい特長です。2020年度より導入されている2コース制でも現代数学の修得が軸となっており、低回生で学ぶ線形代数と微積分学を基礎として、より専門的な代数学・幾何学・解析学を学んでいきます。さらに、データサイエンスコースでは、確率論・数理ファイナンスを軸としてデータサイエンスを基礎から学べます。また、数学コースでは、教員・研究者志望者を対象とした少人数ゼミや数理物理学を系統的に学べるプログラムが配置されています。

物理科学科[数学物理系]

すべての自然科学と工学の中心に、物理学がある。

物理学は、自然現象に潜む法則性を明らかにし、宇宙・地球・物質・生命・社会などの「この世界はどのように成り立っているのだろうか」という本質的な問いに答えようとする学問です。めまぐるしく変化し多極化する現代社会を生き抜くための、普遍的で強靭な知的基盤を修得できるのが物理科学科です。本学科では、系統的な専門科目の学修を通じて、全ての自然科学と工学を支える、力学、電磁気学、熱統計物理学、量子力学などの基礎概念を修得します。さらに、多彩な物理学実験、データ計測・処理・解析、プレゼンテーションなどを通じて、論理的かつ定量的な思考力とその実践的な応用力を身につけます。自然の仕組みに関する深い洞察力を養い、科学と技術を架橋する広々とした学問的視野を身につけることで、より良い社会の創出に貢献する人材を育成することが、物理科学科の教育目標です。

電気電子工学科[電子システム系]

電気電子工学の技術の進化に寄与する、想像力豊かなグローバルリーダーを目指す。

電気電子工学は、エネルギー・情報通信などの社会基盤を支える極めて重要な分野です。本学科は、電気電子工学をはじめとする科学技術全般の発展ひいては現代社会の福祉・発展に貢献し、次世代をリードする技術者・研究者の輩出を目標としています。専門知識・技能の修得のためのカリキュラムを整えるとともに、新技術の創造に繋がる研究の場を提供しています。本学科の学生は、数学、物理、情報を根幹とする基礎を学んだ後、「電子デバイス」「電子システム」「光システム」「通信システム」「環境・エネルギーシステム」「情報」に関する科目群を通じて専門知識と技能を系統的に修得します。さらに研究活動を通じて、技術の急速な進歩・多様化にいち早く対応し新技術を開発できるための創造性・問題解決能力を養います。

電子情報工学科[電子システム系]

「エレクトロニクス」「コンピュータ」「情報通信」3つの分野のプロフェッショナルとして世界で活躍する。

「エレクトロニクス」「コンピュータ」「情報通信」は、安心・安全な社会基盤を実現するための重要な技術分野です。電子情報工学科では、これら3分野を柱とする幅広い専門領域において教育・研究を実践しています。近年の、エネルギー、地球温暖化など地球規模の問題から、医療、情報セキュリティなど個人レベルの問題まで、それらを解決するには、数学や物理学の根本原理を理解し、電気・電子回路、コンピュータやソフトウェアなどの専門知識、ネットワーク通信やシステムLSIに関する応用知識を身につけ、電子回路設計やプログラミングなどの実践的な技術を磨くことが必要不可欠です。あらゆる分野で必須となるこれらの専門知識・技術を身につけ、国際的にも活躍できる、我が国を支える技術者を育成します。

機械工学科[機械システム系]

最先端のテクノロジーを学んで産業・工業のあらゆる分野で人間生活を支える。

機械工学はものづくりの「原点」を担う学問であり、新素材、高効率エンジン、マイクロ・ナノスケールでの超精密加工技術、人間の頭脳のような判断力を持った制御システムといった先端技術を含めた、産業・工業のあらゆるフィールドを支えています。本学科では、材料、設計・生産、制御・システム、環境・エネルギー、ナノテクノロジーといった分野をしっかりと学ぶことで、工学の研究に欠かすことのできない基礎を修得できます。工学分野の事象を多角的に捉えられるように、幅広い視点と知識を身につけることができる教育・研究を展開しています。機械工学や関連する学際領域における最先端の研究に向けて、高度な専門知識を身につけ、研究開発を通じて、実践的なスキルの修得を目指します。

ロボティクス学科[機械システム系]

工学分野を広範囲に学び幅広い領域で活躍するロボット開発に挑む。

1996年に設立された、日本初のロボティクス学科です。現在、1,600名を超える卒業生が、機械、電気、情報、医療・福祉などの幅広い分野で活躍しています。ロボティクス学科のカリキュラムでは、ロボットの基本である機械工学をはじめ、電気・電子工学、情報技術や、今後ますます重要となる人間支援技術の基礎をバランス良く学修します。さらに、センサ、アクチュエータ、コンピュータ等の要素を統合してロボットを構築するための科学と技術を修得します。多様な先端テクノロジーに精通し、それらを統合して、産業用の製造ロボットをはじめ、宇宙・海洋開発や原子炉内の点検、家事や医療・福祉などの新しいロボット開発に活かせる問題発見能力・問題解決能力を持った技術者・研究者の育成を目指しています。このような幅広い知識を有する人材は、産業界からも強く求められています。

環境都市工学科[都市システム系]

環境問題の解決と社会基盤の防災を通して、SDGsの実現に貢献する。

複雑化する環境問題の解決や、激甚化する自然災害への備え、そして歴史や文化を守りつつ老朽化し空洞化する都市を再構築するためには、確かな知識を持った技術者の存在が欠かせません。環境都市工学科では、環境科学や計画理論の基礎を学んだ上で、2回生から環境システム工学コース・都市システム工学コースのいずれかを選択し、専門性を高めていきます。また「環境工学デザインプログラム(JABEEプログラム)」を履修することで、修習技術者(技術士補相当)の資格が得られます。卒業後は技術系公務員をはじめ、環境産業・鉄道・高速道路・建設会社・コンサルタントなど、よりよい社会基盤の発展に係わる人材として活躍することが期待されます。豊かな環境や歴史文化とともに快適な生活を目指す本学科は、高校までに学んだ教科すべての知識を応用して活かすことができます。

建築都市デザイン学科[都市システム系]

美しく健全な国土の実現を目指し、建築と都市をデザインする。

建築・都市に関する歴史や文化のコンテクストを読み取り、地域の個性を活かしながら、建築・都市文化を継承・創造する理論と方法を理解するために、必要な技術に関する教育研究を行います。そして、建築や都市のデザインに関する新しいニーズ、複合的な課題に応えうる人材を育成します。美しく健全な国土の実現を目指して、人に身近な「建築」と、その総合的環境である「都市」をデザインする能力を養うため、設計製図、歴史・意匠、都市・景観、建築計画・法規、環境・設備、構造、建築材料・生産施工、情報技術といった各専門領域を統合する教育を展開し、「建築」「都市」を創造する能力を身につけます。1回生より各専門領域の選択必修科目を配置し、専門領域を系統的に学修します。

アドミッションポリシー

〈求める学生像〉

理工学部は、数学と理科の確かな学力と論理的思考力を兼ね備えた、以下のような意欲的な学生を求めています。
1. 旺盛な好奇心と鋭い問題意識を持ち、物事の本質をよく理解し、課題を見つけようと努力する者
2. 科学技術や社会の動向に関心を持ち、幅広い視野から創造的に物事をとらえようとする者
3. 他人の立場が理解でき、寛容な精神を持ち自己を律することができる者
4. 確かな自分の意見を持ち、新しいことに挑戦する気構えがある者

理工学部の主な就職先

【数理科学科】
TDK、スズキ、第一生命保険、みずほフィナンシャルグループ、明治安田生命保険など
【物理科学科】
京セラ、ダイキン工業、中部電力、三菱電機、ヤマハなど
【電子システム系】
NTTドコモ、関西電力、京セラ、住友電気工業 …ほか

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