その他教育学
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その他教育学 学問の内容
幅広い知識を身につけ教員以外の道をめざす教育者を養成する
主に学校の教員以外の指導者をめざすための専門教育を受ける。
例えば、生涯教育、国際教育、環境教育、芸術文化教育や日本語教師養成科目などの専門科目を学ぶ。中でも生涯教育は、年齢、職業、性別などの区別なく、学びたいという意欲を持ったときに学べる環境を提供するという観点から、近年、注目を浴びる分野の一つである。
そのほか、総合教育などの指導者や、教科教育以外の教育者、指導者養成科目も学べる。
その他教育学 大学選びのアドバイス
その他教育学は、教育学部にある学科で学ぶことができる。しかし、それだけを独立した研究テーマとして扱っている学科は少なく、専攻の一つとなっているケースがほとんどだ。
また、その他教育学では、扱う分野や研究テーマが幅広く、大学によってかなり異なる。さらに、取得できる資格や免許は、大学によってまちまちだ。
自分は何の分野を学びたいのかという希望を明確にしたうえで、大学案内などで調べ、自分の希望に合った大学を探していこう。
その他教育学 時間割例&カリキュラム
幅広く学び、指導者になるための知識を身につける
教員養成以外の目的での教育を主体とする。したがって、1・2年次は政治、経済や心理、哲学などを幅広く勉強し、3年次からはゼミなどで、生涯学習や総合教育、地域教育などの指導者になるための専門的な知識と、それを実行する能力を身につける場合が多い。
生涯学習教育では、自分の専攻する分野の研究をするのと同時に、その研究を、幅広い年代の人々を対象に指導していくための教授法などについても学ぶ。
先輩の時間割例
Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat | |
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1 | 現代家族論 | 生涯学習とメディア | ||||
2 | 英語I | 生涯学習文献演習I | 中国語 | 教育原論 | ||
3 | 憲法 | 生涯教育論 | 英語I | |||
4 | 中国語 | |||||
5 | 異文化交流論 |
その他教育学 卒業後の進路
教員免許を取得しない課程のため、一般企業へ進む人が大半を占める。
また、各地の生涯学習センターや福祉事務所などに入って、生涯学習の普及、啓もうに携わる人もいる。美術館や博物館などの学芸員になる人や、最近増加している外国人に対して日本語を教える日本語教員になる人もいる。