多様化するマスコミとマスメディアを研究し、そのあるべき姿を探る
マスコミとマスメディアについて、その果たすべき役割と可能性を追究し、かつ、変ぼうする現代社会のメディアのさまざまな現象について、多彩な学問を応用しながら学んでいくことを目的とする。
マスメディアを中心に、他メディアとの関連性も考慮しながら社会学的なアプローチを行うことによって、新聞、放送、出版および広報、広告のそれぞれの分野について、新聞論、放送概論、マスコミ概論などで系統的に深く研究していく。
独自調査や演習を通じて研究する
1・2年次に語学や新聞論、放送論、出版論などの原論や概論で基礎的な勉強をしながら、選択で専門科目を履修することができる。
大学によっても多少の違いがあるが、多くの場合は3年次から少人数のゼミに分かれて、マス・コミュニケーション論やスポーツ・ジャーナリズム論、新聞学各論、教育メディア論、放送学各論、映像情報論などのテーマを決める。そして、独自に調査をしたり、実際に演習をしたりして、研究していく。
実際にこの学問を学んでいる先輩の時間割例です。
|
Mon |
Tue |
Wed |
Thu |
Fri |
Sat |
1 |
|
|
|
ジャーナリズム史 |
雑誌論 |
|
2 |
論文作法I |
放送論 |
|
時事問題研究 |
中国語 |
|
3 |
|
中国語 |
|
国際コミュニ |
テレビ制作I |
|
4 |
英語 |
ジャーナリズム史 |
|
ゼミII |
英語 |
|
5 |
外国ジャーナリズムIa |
地球環境と |
ジャーナリズム |
|
|
テレビやラジオなどの放送局や制作会社で番組の制作や編集に携わる者、出版社や編集プロダクションなどで本や雑誌の編集に携わる者、広告代理店でCMなどの制作に携わる者、新聞社の記者などになる者もいるが、マスコミ系への志望者は非常に多く、かなりの難関となっている。
そのため、マスコミとは関係のない一般企業に就職するケースも多い。
学部レベルで単独にマスコミ学を学べる大学は少なく、ほとんどが学科や専攻・コース単位での履修になる。社会学関連の学部・学科に設置されていることが多いが、なかには人文学科やコミュニケーション学科にある大学もあり、事前にどの大学で学べるのかよく調べておかないと選択範囲を狭めることにもなりかねない。
カリキュラムは、メディア研究に重点を置く大学と、コミュニケーション研究に重点を置く大学とがある。学科やコース名からある程度の判断はつくものの、大学案内などで講義の内容や教員の専門分野を調べておこう。CMなどの制作実習に興味がある人は、大学によって設備の充実度が異なるので、同時に確認しておくといい。
この学問が学べる大学が一覧で見られる!興味を持ったら調べてみよう!
この学問が学べる大学を 「大学検索」で調べる