総合情報学
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総合情報学 学問の内容
情報をツールとしてあらゆる範囲の問題を考える
社会科学や自然科学にかかわるすべての分野の問題に情報の視点からアプローチする。その過程で情報、メディア、コンピュータの理論的知識と実践的な能力を身につけ、情報をいかに活用してさまざまな問題を解決するか、ということを学ぶ。
情報処理、情報管理を修得したうえで、大気、地殻、生物など自然の現象や資本、金融など経済の現象、人口、食料、企業、地域のシステムなど社会の現象について、テーマに応じたデータの収集・解析を学ぶ。
総合情報学 大学選びのアドバイス
総合情報学では、政治、社会、文化、教育など、どの情報をメインテーマとしているのか、大学によって特色がある。したがって、情報に関心があっても、何の情報を研究したいのかをよく考え、志望校を選んでいきたい。大学案内を取り寄せ、その学科で何が学べるのか、きちんと調べよう。
どの大学でも充実したコンピュータ施設がそろっているだろう。ただ、自分が思ったような施設がないことも考えられる。自分のやりたいことが決まっている場合、それを実現できるのか、設備の充実度も調べておきたい。
総合情報学 時間割例&カリキュラム
幅広い分野を学ぶ
確率論や統計学から社会学、経済学にいたるまで幅広い分野の基礎科目を履修して視野を広げるとともに、1・2年次から情報処理の知識や、技術の修得に関するさまざまな演習が組まれている。
3・4年次では数理情報、情報社会など専門科目の講座群のうち、自分のテーマにそった科目を選択・履修しながら、フィールドワークやデータ処理など1・2年次で履修した情報処理技術を研究テーマに応用させていく。
先輩の時間割例
Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat | |
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1 | 都市と農村 | スペイン語 | 体育 | 情報社会論 基礎論II |
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2 | 情報文化基礎6 | 情報化と 企業戦略 |
計算機 ネットワーク論 |
情報文化基礎1 | スペイン語 | |
3 | マルチメディア 実習 |
英語 | 経済解析I | 情報行動論 研究法I |
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4 | スペイン語 | 地域社会構造論 | ||||
5 | 専門基礎 演習V |
総合情報学 卒業後の進路
事務系の一般職から工学系の専門職まで職種は幅広く多様だが、ソフトウエアの開発やデータベースの作成などコンピュータ関連の企業に就職したり、関連業務に就く人が多い。例えば、金融・通信などの企業でも、情報処理関連の業務に就く場合が多い。ほかに電気・電子、機械、化学などの分野へ就職している人もいる。工学系学部では大学院へ進学する人も多い。