システムエンジニア(SE)

システムエンジニア

 システムエンジニアは、コンピュータで動作するシステムを設計する技術者。顧客の要望を分析し、どのようなシステムをつくるべきか、機能などを細かく考えることが主な仕事だ。またプログラマーへの指示や、完成したシステムのメンテナンスなども行う。

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※学校ページからパンフレットや願書の取り寄せが可能です。

システムエンジニアの仕事の内容

使い手のニーズに合ったソフトを開発する

 コンピュータを動かすためのプログラム(作業手順や命令、いわゆるソフトウェア)と、ハードウェア(機械)とを組み合わせ、利用者のニーズに合ったコンピュータシステムを設計する技術者がシステムエンジニア(S…

システムエンジニアの働き方と生活

締め切り前には残業が続くことも

 システムエンジニアの勤務先は、コンピュータメーカー、一般企業の情報処理部門、ソフトウェア開発の専門会社などが一般的だ。仕事は時間的にも内容的にもハードで、締め切りに間に合わせるために夜遅くまで働くこ…

システムエンジニアにふさわしい人・適性

優れた分析力や柔軟性が必要

 システムエンジニアにはICTに関する高度な知識が求められる。ICTの分野は日進月歩であり、就職後も勉強し続けていくことが求められる。そのため、コンピュータそのものが好きで、人一倍強い関心を抱いている…

システムエンジニアの将来性

システムの複雑さが増し分業化、専門化が進む

 コンピュータの技術革新を背景に、システムエンジニアの果たす役割はさらに重要になっている。ソフトウェア開発会社やコンピュータメーカーだけでなく、一般企業でも高度な専門知識を持った人材の確保が課題になっ…

システムエンジニアの年収・給与・収入

収入

・平均給与 約45万2100円/月

・年収 約660万円

※年収の計算方法:きまって支給する現金給与額(45万2100円)×12カ月+年間賞与その他特別給与額(117万8800円)

※厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」より

※10人以上の規模の事業所で働くシステムコンサルタント・設計者の給与月額男女計(平均年齢:40.5歳、勤続年数:11.1年、所定内実労働時間数:166時間、超過実労働時間数:12時間)

システムエンジニアの資格

関連資格

    情報処理技術者試験

システムエンジニアになるには

実力本位だが就職には理系がやや有利

 実力本位の世界なので学歴は関係ないが、大学や大学院で情報工学、電気工学、電子工学などを専攻しておくと有利だろう。しかし社内教育が充実している企業も多く、文系学部出身者や短大卒者、専門学校卒者にもシステムエンジニアとして活躍するチャンスはある。

 なお、経済産業省認定の情報処理技術者試験の中で、情報システム開発技術が一定以上であることを認定する応用情報処理技術者試験などに合格しておくと活躍の場が広がるだろう。応用情報処理技術者試験はだれでも受けられるが、試験水準は情報システム開発の中核技術者としての幅広い知識・経験・実践能力が想定されていて、かなりの難関である。

システムエンジニアの学校の選び方

自分が発揮したい専門性に合わせて選ぼう

 システムエンジニアは学歴・学部を問わず、さまざまなルートでなることができる。ただ実際に働く現場で求められる知識や能力は非常に広く、そして深い。データベースや通信ネットワーク、プログラミングなどは専門…

システムエンジニアの就職先・活躍できる場所

システム会社とメーカーが中心

 コンピュータシステムは非常に多くの分野で活用されていて、システムエンジニアの活躍が求められる場所は多岐にわたる。その中でも、システムの開発を専門とするシステム開発会社、各種メーカー、Webサイト開発…

システムエンジニアのやりがい

チームでものづくりに取り組む楽しさ

 情報システムをつくることは、一つの大きなものづくりと言える。システムエンジニアはクライアント、自社のプログラマー、同僚となるシステムエンジニアと、多くの人を巻き込みながら大規模かつ複雑なシステムを作…

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