地球科学

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地球科学 学問の内容

自然現象を解明し、21世紀の地球を守る

地球科学は、地球そのものが研究対象ですが、最近は地球以外の惑星も一緒に研究するようになってきました。地球の内部やその誕生の研究に、月やほかの惑星の知識が必要になってきたからです。
地球科学では、地球が誕生してから現在までに起こった自然現象と、大陸、海洋、火山活動、鉱物といった、地球の歴史の過程で造られてきたすべての事物が研究対象になります。研究内容には、基礎科学として岩石や地層、化石を研究する「地質学」や「地球物理学」、「自然地理学」などがあります。応用科学には、石油や石炭、金属などについて研究する「天然資源開発」、火山や地震などの災害の予知や対策を扱う「防災科学」などがあります。
また地球規模の研究も国際プロジェクトで行われており、例えば、南極観測や海洋観測船による深海の地質の研究などは、数か国の研究者が共同研究を行っています。
地球科学で扱うさまざまな自然現象は、物理学や化学の法則に従って起こっています。また化石を扱うときは生物学の研究成果が必要です。このように“地球”を研究する地球科学は、ほかの学問分野と切り離しては成立しないのです。

地球科学 大学選びのアドバイス

地球科学は、理学部の学科で学ぶのが一般的。地球科学科が最も多く、そのほか地球学科、地球惑星科学科、地質科学科などがある。地球環境科学科、地球システム科学科など、研究対象を明確にした名称の学科もある。
地球を対象とする学問だけに、分野は幅広く、内容もバラエティーに富んでいる。大学によってはカリキュラムに顕著な違いがあるので注意が必要だ。
ほとんどの大学で、学科名に関連した科目を主体にカリキュラムが組んであるので、学びたい分野の学科名を中心に探すのもいいだろう。
また、国内はもちろん、海外に出かけて現地での研究を行う大学もあるので、大学案内などで研究内容や特色を事前に調べておきたい。実験施設や電子顕微鏡などの実験器具が充実しているかどうかも考慮に入れよう。

地球科学 時間割例&カリキュラム

ミクロからマクロまでが研究対象

地球科学を学ぶためには、生物学、化学、物理学などに関する科目も履修していくことになります。また地球科学特有の科目として、岩石・鉱物学、構造地質学、地史学などの科目を履修します。研究対象は電子顕微鏡でしか見えないような微生物から、地球構造全体にわたるものまでと幅広く、行動範囲も広いものになります。学生であっても、海外まで試料の採集に出かけることもあります。
大学によってカリキュラムには顕著な違いがあり、地形環境と自然災害の変遷について学んだり、海底や高山の地磁気を測定したりと、幅広い分野を研究します。

先輩の時間割例

Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 地球惑星科学
特別講義II
太陽地球系科学 結晶物理化学 光学
2 地球惑星
情報処理論
連続体力学I 地球惑星
基礎生物学
堆積学 気象学
3 溶液化学演習 力学・物理数学演習 薄片制作・
ICP岩石鉱物分析
地球惑星
熱流体演習
プレート
テクトニクス
4 地球惑星基礎化学II

地球科学 卒業後の進路

一般企業では、石油開発関連企業や地質コンサルタント、ボーリング関連企業などに就職する人が多い。
公務員関係では、気象庁、環境省のほか、地方公共団体の土木関連や環境関連、公害研究所などに進む人が多く、専門を生かした職業に就くことが多いと言える。また、大学院へ進学する人も多い。

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