地方公務員
暮らしやすいまちをつくるために、地方公共団体に属し、福祉・教育・文化など地域の生活環境を整えたり、行政サービスを提供したりする職業。いわゆる役所の人だけでなく、学校や病院、図書館の職員など、さまざまな人が地方公務員にあたる。
いろいろな視点から
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地方公務員の仕事の内容
地域住民が暮らしやすい生活環境を作る
地方公務員は、住民の要望、苦情などの生の声から、行政に何が求められているかをくみとり、住民が暮らしやすい生活環境を作っていく、地域密着型の仕事を担当している。
仕事内容は治安、消防、水道、…
地方公務員の働き方と生活
残業は部署により異なる
地方公務員の勤務先としては、各都道府県庁や市区町村役場、地方公共団体、公立の学校、病院、図書館などがある。
勤務時間は基本的に1日約8時間で、民間企業に比べて残業が少ないと言われているが、…
地方公務員にふさわしい人・適性
住民の意見を聞く誠実さが第一
地域に寄り添い、地域を支えるのが地方公務員の仕事。その地域に対して愛着を持っていることや、地域住民の力になりたいと思うことが第一に大切なことだ。
実際に働いていくうえでは、地域住民の意見や…
地方公務員の将来性
人気が高く就職は狭き門
民間企業と比べて安定したイメージのある公務員の人気は高く、狭き門となっている。また近年では地方行政の改革が進んでおり、これまで以上に柔軟な発想力やチャレンジ精神を持った人材が求められている。
地方公務員の年収・給与・収入
収入
初任給 約23万円
地方公務員の資格
地方公務員採用各種試験
地方公務員として働くには、地方公務員の各種採用試験に合格する必要がある。試験は難度によって「上級」「中級」「初級」といった分け方がされており、さらに「行政」「土木」「電気」など、職種別の区分も設けら…
地方公務員になるには
どの学部出身でもチャンスはある
地方公務員採用試験は、それぞれの地方自治体が独自に行っている。そのため、試験内容や受験資格は地域によって異なるが、上級(大卒程度)、中級(短大卒程度)、初級(高校卒程度)と分けて行われたり、東京都のようにⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類と分けて実施している地方自治体もある。試験区分は行政(事務)、土木、電気、水産、建築、心理といった具合に分かれている自治体が多いので、どの学部出身者にもチャンスはある。
なお、警察官や消防官、看護師、薬剤師、保健師などの専門職は、多くの場合、個別に試験が行われている。
地方公務員の学校の選び方
試験対策の充実度が大きな目安になる
地方公務員採用試験は、それぞれの地方自治体が独自に行っている。そのため、試験内容や受験資格は地域によって異なるが、上級(大卒程度)、中級(短大卒程度)、初級(高校卒程度)と分けて行われる場合や、東京…
地方公務員の就職先・活躍できる場所
市町村区役所、都道府県庁のどちらか
地方公務員、特に行政職の主な職場は市町村区役所と都道府県庁だ。市町村区はより地域に寄り添った行政を、都道府県庁は広い範囲の行政を司る。仕事の内容も、就職するルートも違うので、どちらが自分に合っている…
地方公務員のやりがい
愛着を持った地域に貢献できること
地方公務員の仕事は人々の生活基盤をつくり、支えることにある。その生活基盤は、インフラ、税、福祉、教育と、非常にたくさんのモノ・サービスから成り立っている。地方公務員として働くと、数年ごとの異動を経て…