海上保安官の仕事の内容

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海上保安官の仕事の内容

災害時の救難活動のほか海図などの刊行も行う

 日本を取り巻く海は、貨物船や漁船などが往来する仕事の場であるとともに、海洋レジャーを楽しむ憩いの場でもある。海の警察官として、安全で美しい海を守る業務に就いているのが海上保安官だ。

 海上保安官の仕事は、主に三つに分けられる。第一に、密輸、密航、不法操業などの海上犯罪の取り締まりと海難救助を行う警備救難業務。第二に、海底地形や水深、海流、潮汐などの調査、天文観測などを行い、海図や水路図誌を刊行する水路業務。そして第三に、船舶の安全で効率的な航行のために必要な灯台などの建設、整備、保守運用を行う交通業務である。

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