裁判所事務官

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裁判所事務官の仕事の内容

法廷での審理がスムーズに運ぶよう手助け

 裁判所事務官は、裁判の円滑な進行をサポートする。裁判所は最高裁判所と下級裁判所に分かれており、また、その組織は裁判部門と司法行政部門に分けられる。裁判部門に配属されると、裁判所書記官の下で、裁判関係…

裁判所事務官の働き方と生活

ワーク・ライフ・バランスを推進する制度が多数

 裁判所事務官は、他の国家公務員と同様の勤務時間体系で、土日は休みが基本だ。また、ワーク・ライフ・バランスを推進しており、育児休業や看護休暇などの制度も整っている。

 また、職務を行うための基…

裁判所事務官にふさわしい人・適性

責任感を持って確実に仕事をこなす

 仕事柄、法律についての幅広い知識が欠かせない。また、裁判にかかわる仕事はミスや失敗が許されないため、集中力と責任感があり、物事を一つずつ確実に処理できる能力も求められる。

 また、裁判所に出…

裁判所事務官の将来性

事件の複雑化により仕事内容も幅広く

 民間企業と比べると安定したイメージから公務員の人気が続いており、裁判所事務官の採用試験は今後も高い競争率が予想される。

 最近は、民事、刑事共に、裁判所が扱う事件は複雑なものが増えており、裁…

裁判所事務官の年収・給与・収入

収入

約22万8000円(総合職)、約22万2000円(一般職)

裁判所事務官になるには

大学の法学系学部への進学が一般的

 裁判所事務官になるためには、裁判所が行う裁判所職員採用試験(裁判所事務官)に合格しなければならない。総合職試験と一般職試験がある。

 総合職試験には、院卒者区分と大卒程度区分があり、両者とも30歳未満という年齢制限がある。試験は第1次から第3次まである。第1次は基礎能力試験と専門試験、第2次は論文試験、専門試験、政策論文試験、人物試験を行う。第3次試験は人物試験で集団討論および個別面接を行う。いずれも法律科目が中心に問われるので、大学の法学系学部への進学が一般的だろう。

 また、一般職試験には、大卒程度区分と高卒者区分がある。

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