養護教諭

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養護教諭の仕事の内容

子どもの健康管理や保健の指導を行う

 養護教諭は、学校でけがや病気をした際に手当てをしてくれる保健室の先生として親しまれているが、実は全校生徒の健康管理や保健の指導をするという重要な役割を担っている。そのため、医学、看護学の知識が不可欠…

養護教諭の働き方と生活

勤務時間、休日は一般職員と同じ

 公立学校で働く場合、勤務時間や休日などの労働条件は、一般職員と同様に1日8時間勤務が基本となる。また出産、育児休暇が十分に取れるなど、女性が長く続けられる条件がそろった職業と言える。しかし、子どもの…

養護教諭にふさわしい人・適性

子どもに信頼される包容力が必要

 養護教諭は学校保健の責任者であると同時に教員でもあり、子どもたちのよき相談相手として、信頼される人柄であることが大切だ。進路や人間関係などで悩みを抱える児童や生徒も多く、多感な年ごろの子どもの話を聞…

養護教諭の将来性

1校複数配置で需要が増加

 保健室へ来室する子どもの数が増加し、内容も、けがや病気だけでなく心の病を抱えた子どもに対するケアも求められるなど、養護教諭の果たす役割は大きくなってきている。

 こうしたことから養護教諭の1…

養護教諭の年収・給与・収入

収入

初任給 約25万円

養護教諭になるには

養護教諭養成課程で学ぶのが一般的

 養護教諭の1種免許状は、大学の教育学部養護教諭養成課程や、一部の大学の医学部保健学科などで専門科目を履修すると得られる。免許状を取得したあとは、公立学校の場合は、一般教員と同じように都道府県の教員採用候補者選考試験に合格することが必要である。

 専修免許状は大学院、2種免許状は短大の養護保健学科などに進み、所定の科目を履修すると得られる。

 そのほか、保健師、看護師の資格を持っている人も、文部科学大臣指定の養護教諭養成機関に、保健師は半年以上、看護師は1年以上在学し、所定の単位を修得すると養護教諭1種免許状が得られる。

養護教諭の学校の選び方

教育学部か、看護学部か

 養護教諭の1種免許状は、大学の教育学部養護教諭養成課程や、一部の大学の医学部保健学科などで専門科目を履修すると得られる。短期大学などでも2種免許状は取れるが、2種免許状の取得者には1種免許状の取得が…

養護教諭の就職先・活躍できる場所

小学校・中学校・高校の3つ

 養護教諭はいわゆる保健の先生であり、小学校・中学校・高校と、それぞれの学校で活躍している。それぞれの学校間で、基本的な仕事に大きな差はない。ただし、生徒の発達度合いは大きく異なる。小学校は6学年あり…

養護教諭のやりがい

生徒の成長を健康という側面から支えられること

 養護教諭はいわゆる保健の先生であり、子どもの成長を健康という側面から支える仕事だ。ただ保健室にずっといるわけではなく、日々生徒の様子に変化がないか、自分から生徒を見て回っていく必要がある。その分、生…

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