アクチュアリー

アクチュアリー

 主に保険会社に勤務し、保険商品の企画や保険料の算定を行う職業。保険料の算定には、事故の発生率などのさまざまなリスクを計算する必要があり、高い数理力を必要とする仕事である。

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※学校ページからパンフレットや願書の取り寄せが可能です。

アクチュアリーの仕事の内容

企業の数理業務すべてにかかわる

 生命保険会社や損害保険会社は、主に死亡や災害といった不確実な出来事を対象として扱う。もし、その発生頻度が想定を大きく上回ると会社の存続にかかわるため、商品開発の際には必ずアクチュアリーが企画に加わる…

アクチュアリーの働き方と生活

企業、団体、官公庁に所属して働くことが多い

 欧米諸国では独立開業しているアクチュアリーもいるが、日本のアクチュアリーは、ほとんどが企業、団体、官公庁などに所属している。

 取得が難しい資格のため、資格取得を希望する社員にはアクチュアリ…

アクチュアリーにふさわしい人・適性

数理の応用能力にたけた努力家

 確率や統計の手法を使ってデータを分析する仕事なので、数字に強いことが欠かせない条件となる。また、保険や年金制度は数十年単位の約束ごとを管理・維持していくものなので、やはり数学理論に精通し、数学を自由…

アクチュアリーの将来性

活躍分野はさらに広がる

 高齢化の進展や経済情勢の変化などに伴い、国民の保険や年金への関心が高まっており、アクチュアリーの果たす役割は今後ますます重要性を増していくだろう。

 また、確率や数理統計のプロであるアクチュ…

アクチュアリーの年収・給与・収入

収入

勤務先により異なる

アクチュアリーの資格

必須資格 … アクチュアリー資格試験

 アクチュアリーとして働くためには、日本アクチュアリー会が実施している試験に合格し、日本アクチュアリー会の会員になる必要がある。個人会員には正会員と準会員、研究会員の3種類がある。第1次試験の基礎5科…

アクチュアリーになるには

資格取得まで長期間の勉強が必要

 アクチュアリーになるには、(公社)日本アクチュアリー会が実施しているアクチュアリー資格試験に合格しなければならない。

 受験資格は満18歳以上の者となっているが、まず保険会社などに就職し、その会社で仕事をしながら受験するのが一般的だ。

 試験は1次と2次があり、両方ともかなりの難関だ。1回の受験で全科目合格しなくてもよく、合格した科目は翌年以降は受験する必要はない。2次試験に合格して資格を得るまでには、平均して約8年かかると言われている。数学に関係する内容が多く出題されるので、理学系学部に進んで数学を学んでおくと有利だ。

アクチュアリーの学校の選び方

理学部数学科が一歩有利

 アクチュアリーの資格試験では、数学に関係する高度な問題が多く出題される。大学の理学系学部、特に理学部数学科に進学しておくと、多少勉強が有利になるだろう。また、数学以外に経済学についての出題も見られる…

アクチュアリーの就職先・活躍できる場所

保険会社、信託銀行のほか、コンサルティング関係の会社に勤める人も

 アクチュアリーは主に保険会社、信託銀行で年金、保険数理のシミュレーションに従事している。一方で、近年は活躍の幅が広がり、監査法人やコンサルティング会社などで働いている人もいるようだ。

アクチュアリーのやりがい

将来のリスクを考えるという、この仕事にしかできないミッション

 アクチュアリーの主な仕事は、数学の理論で社会の将来的なリスクを計算して、保険や年金の保険料を計算することだ。例えば保険には損害保険や生命保険があるが、いずれも誰かが亡くなったとき、被災したときなど、…

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