社会福祉士の資格

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社会福祉士の資格

必須資格 … 社会福祉士

 社会福祉士の資格は「名称独占資格」であり、国家資格を取得しなければ社会福祉士を名乗ることはできない。受検資格を得るには大学・短大や一般養成施設に通う必要がある。もっとも近道なのは大学で社会福祉関係の学びを修め、卒業時に国家試験を受験するパターンだ。

 2023年に行われた国家試験の合格者数は1万6338人、合格率は44.2%。2022年までは30%前後だった。合格率が低い理由は、試験範囲が非常に広く、対策に時間がかかるからだと言われている。比較的難度の高い試験なので、大学などでしっかり勉強しておくことが大切だ。

そのほかに関連した資格

社会福祉主事任用資格

 公務員が福祉事務所などで相談や指導の業務を行う際に必要となる資格。資格を取得していることで知識や技術があるとみなされ、民間施設の採用でも求められたり、有利になったりすることが多い。

関連する職業

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 社会福祉士に関連した職業は、そのほとんどが福祉業界から選ばれている。中でも、医療ソーシャルワーカーやケースワーカー、児童福祉司などは業務内容もよく似ていると言っていい。社会福祉士は福祉の助けを求める相談者と、専門機関や施設をつなぐ仕事。児童福祉や高齢者福祉など、自分が関心を持っている分野だけでなく、その分野に関わる多数の職業についてよく理解しておくことも大切だ。進路の幅を広げるためにも、気になる職業のページを見ておこう。

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