社会保険労務士(社労士)の将来性

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社会保険労務士の将来性

少子高齢化を背景にニーズが高まる

 労務・社会保険関係の法律が頻繁に改正されるようになり、内容もさらに複雑になってきている。そのうえ少子高齢化の進行で、年金、退職金などへの人々の関心が高まるなど、社会保険労務士に対する需要も増えている。

 また最近では社員の教育や能力開発に力を入れる企業が増え、こうした場でも社会保険労務士が活躍するケースが多くなっている。

 一方で、社会保険労務士の将来にも陰はある。インターネットをはじめとしたICTの進歩により、簡単な給与の計算などは社会保険労務士でなくてもできるようになってしまった。また、AI技術の進化が社会保険労務士の仕事を奪うという予測もある。とはいえ、仮に書類作成や事務手続きの代行が減ったとしても、労働と法律の専門家として、企業にコンサルティングを行う仕事はなくならないだろう。代行業務についても、専門家に任せた方が安心できると考える人は多いはず。今後の変化に注目が必要だが、少子高齢化の影響も含め、悲観する必要はなさそうだ。

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