ディスプレイデザイナーの仕事の内容

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ディスプレイデザイナーの仕事の内容

デパートから博物館まで、表現の舞台は幅広い

 ディスプレイデザインとは、さまざまな空間で、商品や展示物を引き立てるために装飾を施す表現方法である。具体的な対象は、デパートのショーウィンドーや店舗の商品陳列などの商業空間、自動車ショーや博覧会などの展示空間、博物館や美術館などの文化施設などがある。多くのデザイナーは、ディスプレイデザイン会社や広告代理店のディスプレイデザイン部門に所属している。独立してフリーとして仕事をしているデザイナーもいる。仕事の依頼を受けると、打ち合わせを繰り返してコンセプトを決め、ラフスケッチやパース画を作成してイメージを固める。このイメージを表現するために、色、照明、小道具などの組み合わせを考え、実際に展示物の設営に参加する。小規模なお店などでは、店舗計画から内装デザイン、商品陳列までトータルにかかわることもある。ディスプレイデザインは、あくまでも商品・展示物を引き立て、宣伝効果を上げるためのものなので、一人よがりの芸術作品でなく、依頼主の要望(営業方針、販売目標、予算など)、消費者のニーズなど、さまざまな制約を踏まえて表現しなくてはならない。

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