ファッションアドバイザーの将来性

「買いたい」と思わせる接客スキルが鍵

　近年はネットショッピングや通販が普及し、実店舗に行かずに商品を買うことができる機会が増えている。店舗に訪れる顧客が減れば、実店舗数にも影響し、ファッションアドバイザーの需要が減少する可能性もある。しかし、実店舗には「商品に直接触れて試着できる」「その場ですぐ買って持ち帰れる」といった強みがある。接客を受けて商品を買いたいと考える人もいるため、専門店や百貨店などの売り場が一切なくなるという状況は考えづらい。

　ファッションアドバイザーとして活躍し続けるには、顧客との会話を通して「この人から買いたい」と思わせるような高い接客スキルが重要になるだろう。