弁理士にふさわしい人

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弁理士にふさわしい人・適性

技術に関する幅広い知識が必要

 出願書類の作成や過去の膨大な資料の調査など、弁理士の仕事には根気が必要。粘り強く、きちょうめんな性格な人に向いていると言える。また、特許にはさまざまな技術が関わっているため、法律の知識だけでなく、機械、化学、電気など、理工系の分野の知識も求められる。そうした分野の学びが好き・興味があり、最先端の技術情報を自分から集め続ける姿勢を持つ人こそ、資質がある人だと言えるだろう。

 また、最近は海外から日本、あるいは日本から海外への産業財産権の申請が増えているので、語学力があった方が強みになる。

 論理的な思考力も、弁理士の大切な資質だ。弁理士はクライアントの権利を最大限保護するために、仮に申請が却下されても、反論を行わなければならない。なぜ却下されたのかを考え、次の対策を考えるうえで、論理的な思考力が生きるだろう。そのほか、弁理士はクライアントがあっての仕事であり、特許の申請について打ち合わせを行うことが多い。気軽に相談しやすい気さくさや、相手から信頼される誠実さ、コミュニケーション力があると、仕事を進めやすいだろう。

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