弁理士の働き方と生活
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弁理士の働き方と生活
経験を積んだのち独立開業するのが一般的
弁理士試験に合格、登録したあと、多くの場合は、特許事務所や企業の特許部門に勤務し、経験を積んでから独立する。弁理士の大多数は、東京、大阪などの都市部に集中している。
その一方で、近年、知的財産権関連のニーズは高まりつつあり、活躍の場が地方へと広がることも期待されている。
弁理士の1日の過ごし方はさまざまだが、特許事務所で働く場合、書類の作成とクライアントとの打ち合わせに費やす時間が多いようだ。クライアントがあっての仕事なので、人によっては打ち合わせだけで1日が終わることもある。特許事務所の場合、一般的に9時から18時前後が勤務時間として定められている様子。ただし、クライアントの要望で仕事を行うため、特許の申請を急ぐ場合や、申請の期限が迫っている場合、遅い時間まで残業しなければならないことがあるようだ。一方で、クライアントが自分の会社の人間である企業内弁理士については、事務所で働く人に比べると残業が少ない傾向にある。
また、弁理士は自宅で開業したり、在宅勤務にすることもできる。事務所への移動時間をなくしたい人や、事務所の維持費を減らしたい人に人気のようだ。事務所に勤務する、企業に勤務する、開業して事務所を持つ、自宅を個人事務所にしてしまう、というように、弁理士は自分の生活やキャリアに合わせて働き方を選びやすい職業だと言えるだろう。仮に独立に失敗しても、勤務弁理士としてやり直すことができることも大きい。
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