調香師になるには

いろいろな視点から
この職業について調べてみよう

調香師になるには

化学知識と芸術センスのバランスが大切

 特別な資格は必要ないが、民間資格として2010年に開始された日本調香技術師検定がある。また、香りの素材に関する化学的知識が必要なので、企業では大学の理系学部卒業者を多く採用している。しかし、調香は芸術的センスが不可欠なため、趣味や課外活動などで、芸術にも多く触れておく必要がある。数は少ないが、調香関連コースをもつ専門学校やスクールもある。ここで調香の知識・技術を学ぶのも一つの方法だ。

 企業に入社後、調香師としての研修を受けて経験を積み、一人前の調香師になるには10年ぐらいはかかるといわれる。それだけ、経験がものをいう職人の世界といえるだろう。

 グローバルな調香師をめざすなら、海外の調香師養成学校に入学する道もある。企業によっては、海外での研修を行っているところもある。

いずれにせよ、調香の本場である欧米諸国からの情報が必要不可欠なので、語学力を養っておくと有利だ。

オープンキャンパス情報を調べる

みんなが興味を持っている
職業は?

他の職業もチェックしてみよう!