児童厚生員の仕事の内容

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児童厚生員の仕事の内容

子どもの遊びの指導員

 児童厚生員の仕事は、児童厚生施設である児童館や児童遊園などを訪れた子どもが、安全かつ自主的に遊ぶことができるようにサポートすることである。地域の児童館は、都市化の進行で遊び場の少なくなった子どもたち、核家族化で子ども同士の遊びが少なくなっている子どもたちに遊び場や集団遊びの場を提供し、児童の自主性や社会性、創造性を育み、児童が健全に育つように援助する。具体的には、館独自の行事を企画したり、併設されている工作室・音楽室・図書室などでの遊びの指導をする。また、児童館に設置されている学童保育クラブ(両親が共働きなどのため放課後一人になってしまう小学生の子どもの世話をする事業)の子どもたちが、学校が終わって児童館に帰ってきたら、おやつを与えたり、宿題をさせたり、話を聞いてあげたりして、家庭の役割をすることもある。児童厚生員は、公務員として活躍する場合と自治体や社会福祉協議会の嘱託職員という立場で活躍する場合がある。なお、児童厚生員の正式名称は「児童の遊びを指導する者」である。

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