臨床工学技士の資格

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臨床工学技士の資格

必須資格 … 臨床工学技士

 臨床工学技士として働くためには、国家試験の合格者に与えられる「臨床工学技士」の資格が必要だ。試験の受験資格は大学や専門学校など指定の養成所を卒業することで得られる。

 試験科目は医学概論、臨床医学総論、医用機械工学といった複数の科目から構成されており、医学と工学、両方の専門的な知識が求められるものになっている。大学や養成所でしっかり学びを深めることが合格に欠かせないだろう。

 2022年の国家試験では、2603名が受験し、うち2096名が合格。合格率は80.5%だった。

 また、国家資格とは別に、「日本臨床工学技士会」が行っている認定資格もいくつかある。例えば「血液浄化専門臨床工学技士」などは、取得できれば特定の業務のプロフェッショナルとして認められることになる。実際の取得は就職してからになるが、将来のキャリアアップの手段として知っておくといいだろう。

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 臨床工学技士に関連した職業は、医療・看護系の職業から見つけることができる。このうち医師や看護師は、同じチーム医療のメンバーとして強く連携していく関係にある。どのような仕事を行うのか調べておくと、この分野への志望がより深まり、今後の学びや仕事にも生きていくだろう。また臨床検査技師は、同じ医療スタッフかつ、名前が似ているので混同しやすいが、業務内容は大きく違う。どのような点が違うのか、調べてみよう。

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