フードコーディネーターになるには

調理系の学校に進んで資格取得が近道

　フードコーディネーターには、食や栄養に関する幅広い知識が求められる。そのため、食品や栄養、調理について学べる学科・コースのある専門学校や大学、短大に進むといいだろう。必須の国家資格はないが、日本フードコーディネーター協会が主催する「フードコーディネーター資格」を取得しておくと、就職に有利になる。１級〜３級まであり、入門レベルの３級は「文化」「科学」「デザイン・アート」「経済・経営」の４分野の知識が問われる。１級を取得すれば、プロのフードコーディネーターとして活躍できるレベルに達していることを証明できる。全国的には数はまだ少ないが、日本フードコーディネーター協会がフードコーディネーターの養成施設として認定した専門学校・大学・短大もあり、所定の科目を履修すると認定試験が免除され、３級の認定資格を得ることができる。