カイロプラクターの将来性

日本での普及はまだこれから

　日本におけるカイロプラクティックは「医業類似行為」といって、資格に関わらず誰でも自由にできる状況となっている。そのため、正当な教育を受けていない自称カイロプラクターの存在が問題視されている。

　2008年、日本カイロプラクターズ協会によって「日本カイロプラクティック登録機構」が設けられ、世界保健機関（WHO）のガイドラインに準じた教育を受けたカイロプラクターを認定する仕組みがつくられた。世界レベルのカイロプラクティックを教えられる学校はまだまだ限られているが、今後増えていく可能性もある。また、柔道整復師のように国家資格として認定される日も来るかもしれない。これから発展していく業界だと考えて、めざすかどうか考えてみよう。