CRC(治験コーディネーター)の将来性
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CRC(治験コーディネーター)の将来性
治験自体はまだまだ活発。人材不足が到来する可能性も
治験は新薬の開発に欠かせない工程だ。これから先も、治験そのものがなくなっていくことはまずないだろう。
治験コーディネーターの主な活躍の場である治験施設支援機関(SMO)全体で見ると、従業員数は緩やかに減少しつつあり、企業の合併・統合も進んでいる。一方で、国に提出される治験計画の届け出数自体は増えていて、特にワクチン類やがんの治療薬でその数を盛り返しつつある。
治験自体は行われているが、治験コーディネーターの数が減少しているということは、人手不足であり、これから需要が増えていくとも言える。特に先に挙げたワクチンやがんの分野に知識がある人は、これからの治験業界の中心的な役割を担っていく可能性が高い。今、何の治験が活発に行われているのか、国内で開発が盛んに行われている薬の分野が何か、定期的に動向を調べるよう習慣づけておくと、将来就職活動を行うときや大学の研究室を考えていくときの参考になるだろう。
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