CRC(治験コーディネーター)の働き方と生活
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CRC(治験コーディネーター)の働き方と生活
不測の事態に備えて、時間を融通しないといけないときも
治験コーディネーターは主に、治験施設支援機関(SMO)か、病院などの医療機関のどちらかで働いている。なお病院で働いている治験コーディネーターは専任ではなく、院内の薬剤師や看護師が兼務している場合があるようだ。また病院でもSMOの場合も、治験コーディネーターを専任しつつ、正社員ではなく、派遣社員や契約社員として働いている人もいる。
治験コーディネーターは医療関係の仕事ではあるが基本的に夜勤はなく、病院や製薬会社の関係者との打ち合わせが中心となることもあって、残業もそれほど多くない仕事だ。ただし、患者のいる病院側の都合でどうしても土日に対応しなければならない場合がある。また、治験の実施中は患者の容態を常に医師に報告できるように待機していなければならないなど、自分の思うタイミングで仕事を進められるとは限らないようだ。
治験コーディネーターの苦労は、労働時間よりも関係者との折衝にある。特にSMOの場合、忙しい医師や看護師らに対して、院外のいわば部外者として会議の依頼やスケジュール調整を行なわなければならない。信頼関係をうまく築いて、コミュニケーションがとれればやりがいにもつながるだろう。
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