美容師の働き方と生活

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美容師の働き方と生活

修業時代は閉店後も店に残って練習を積む

 店舗に勤める場合、勤務時間は1日8〜9時間程度で週休2日が一般的だが、独立して自分の店を持つと、店の定休日以外は休めないことも多いようだ。

 また、一人前になるまでは、閉店後にもカットの練習をするなど、厳しい修業が必要だ。そのため、生活は不規則になる場合もある。

 美容師の活躍の場は、美容院や美容室のほか、結婚式場、TVや雑誌等のマスコミ関係などもある。

 美容師の仕事は基本的に立ち仕事だ。人気のサロンで、ひっきりなしに客が来るようだとなかなか休憩を取ることもできない。人によっては1日10人以上接客することもあり、基本的に立ち仕事なので、体力的にはかなりハードな職業だ。

 また、近年は美容室などに勤務せず、フリーランスとして働く美容師も登場してきている。フリーランスで働く場合、業務委託という形を取ることが多い。人手の足りない美容室から依頼を受けて、その美容室でスタイリングを行う。また、「面貸し」というフリーランス特有の働き方もある。こちらは美容室の空いているスペースを借りて、自分に依頼してきた客のスタイリングを行う働き方を指す。面貸しの場合、お客が取れるかどうかは自分の営業力や人気に大きく左右されることになる。人間関係のしがらみがなく、かつ実力があれば高収入をめざせる働き方として、どちらも人気が高まりつつある。

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