銀行員の勉強法

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銀行員の勉強法

英語と数学は将来的にも役立つので、力を入れて勉強すべき

 総合職については、4年制大学卒業を募集条件としていることがある。学部・学科の制限は特にない。学びたいことなどを軸に、まずは大学進学をめざそう。なお、銀行の中でも特に規模の大きいところは、難関大学の出身者を中心に採用している場合がある。

 学部・学科はどこでも構わないが、学ぶことの関連が深く、出身者も一般的に多いとされている経済学部、経営・商学部の入試について見ていこう。これらの学部の入試の特徴は、文系受験を基本としつつ、数学を必須科目・選択科目として取り入れていることだ。国公立大のうち、特に難関大学は必須科目としていることが多い。また一部の国公立大は、英語、理科、数学の理系科目で受験できる場合もある。

 私立大学も基本的な傾向は同じだ。英語、国語、数学を軸としつつ、数学ではなく社会(地歴公民)での受験パターンや、このうち2科目のみの受験とするパターン、小論文を課すパターンなどがある。

 国公立大学でも、私立大学でも、数学を軸に受験科目を組んだ方が、受験できる大学は増えるだろう。実際に、経済学や経営・商学でも、就職してからも、数学の知識はとても重要になる。今から得意にしておいて損はないので、しっかり勉強しておこう。そのほか、大きな銀行の総合職は海外支店があったり、グローバルな取引を行ったりするために、英語力も求められる。余裕があれば、英語の勉強にも力を入れておこう。

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