公認会計士の就職先・活躍できる場所

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公認会計士の就職先・活躍できる場所

監査法人、会計事務所が主流

 公認会計士の主な職場は監査法人、会計事務所だ。また、組織内会計士として特定の企業に勤めている人もいる。

○監査法人

 監査法人は5人以上の公認会計士が集まってつくる、企業の会計を監査する組織のことだ。世界的に活躍する非常に大規模な監査法人もある。国内大手では一般に「BIG4」と呼ばれている監査法人が4つある。

 会計事務所と異なるのはその規模。大きな監査法人の中には数千名の公認会計士を雇っているところもあり、組織力の高さが伺える。その頭数を生かして、コンサルタントなど監査以外の業務を行っているのも特徴だ。

○会計事務所

 収支の計算を行い、税務申告書をつくるのが会計で、決算書のチェックを行うのが監査。会計事務所は監査法人と違い、この会計を中心として業務に取り組んでいる。

 会計事務所の規模はさまざまで、スタッフが5人以下のところから、100人を超える大規模な事務所もある。経験と努力次第では、自分で開業することもできる職場だ。

○企業

 企業の中で働く会計士のことを企業内(組織内)会計士という。監査法人と違って、会社の内側で会計を考えることが仕事。その性質上、予算の検討といった企業方針を決める大きな業務に携わることが多い。

 なお、組織内会計士として働いている人は約2000人と、監査法人や会計事務所に勤める人と比べるとまだまだ少数だ。

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