公認会計士の学校の選び方

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公認会計士の学校の選び方

試験対策の充実した大学へ

 公認会計士になるには、公認会計士試験合格が必須となる。試験は基本的にだれでも受験できるが、令和2年度の試験では受験者の70%以上が大学卒業・在学中で、残りはほぼ大学院卒業・在学中の者だった。本気でめざすのであれば、まずは会計学や企業法を学べる経済学系、経営学・商学系の大学に進学することをおすすめする。

 大学選びは何よりも公認会計士試験対策の充実度を優先すべきだ。公認会計士試験の合格率は例年10%程度で、非常に難しい試験として知られている。そのため対策に力を入れている大学は、試験対策専用のプログラムや専門学校と連携した特別講座を設けていることが多い。これらのプログラムや講座は有料であることも少なくないが、専門学校と掛け持ちするよりは経済的な場合もある。また大学の中でこうした支援を受けられるなら、時間を節約できて効率よく勉強を進められるだろう。

 過去にどれだけ合格者を出しているか実績を調べてみるのもいいだろう。例えば慶應義塾大は46年連続で大学別合格者数のトップに立っている。そのほかの大学を候補にする場合も、在学中に合格した人がここ数年でいるかどうか、例年何人程度の合格者数を出しているかチェックしてみよう。

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