公認会計士のやりがい

いろいろな視点から
この職業について調べてみよう

公認会計士のやりがい

不正を防ぎ、経済を好転させる

 公認会計士の主な仕事は会計監査だ。企業の会計が正しいかチェックする監査は、誤りがあってはならない。特に監査法人が接するのは、上場している大企業が中心だ。そうした企業の決算に誤りがあったり、不正が行われたりしていると、社会に与える影響は計り知れない。専門的な知識が必要で、かつ責任感も求められるからこそ、気持ちを引き締めて臨める仕事と言える。

 また公認会計士はその知識を生かして、企業の会計業務に関して指導を行ったり、経営方針へのコンサルティングを行ったりもする。ときには経営のアウトソーシングとして、企業の経理業務をまるごと任されたり、相談されたりすることもある。その企業の経営に大きく関わることができる点や、細かなお金の動きを一つひとつ追えることができる点も、大きなやりがいになるだろう。特に自分が出したアドバイスが功を奏して、企業の経営が好転したときに感じる達成感はひときわ大きいはずだ。

 公認会計士は監査法人、会計事務所、企業内と、いくつかの職場があり、それぞれ事業の規模や対象が違う。例えば大企業を相手にしたいなら監査法人、地域の経営者を助けたいなら地方の会計事務所といったように、自分でやりがいを見つけ、そのやりがいにあった職場で働きやすい仕事と言える。

オープンキャンパス情報を調べる

みんなが興味を持っている
職業は?

他の職業もチェックしてみよう!