公認会計士の将来性
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公認会計士の将来性
景気の影響もある一方活躍の場の拡大も
近年の景気の低迷を受け、上場企業の合併などによる監査業務の減少は否めない。しかし一方で、公認会計士の独占業務である会計監査を必要とする法人の増加、ビジネスの国際化に伴う業務の増加など、公認会計士の活躍の場が広がる要素もある。企業のさまざまな経済活動を支えるその役割が果たすところは大きい。
また、近年AIの発達が進み、公認会計士の仕事がAIに奪われるのではと言われることがある。たしかにAIは情報の処理を行うのが得意だが、公認会計士の仕事はそれだけではない。会計の状況を顧客に説明したり、問題点を判断したりするのは人間にしかできないことだ。単純なデータの処理はAIが行うにしても、公認会計士の仕事自体がなくなるわけではなく、むしろ効率的に働けるようになるかもしれない。
公認会計士はさまざまな働き方ができる仕事だ。大手の監査法人に入ってもいいし、小さな会計事務所に入ってもいい。実力がつけば独立することもでき、企業の中で活躍することもできる。また、都市部でも地方でも働けるのも魅力の一つだ。公認会計士をめざすのであれば、どのようなルートで、どう働いていきたいかを考えることが大切だ。
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