介護職員の資格

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介護職員の資格

必須資格 … 介護職員初任者研修(訪問介護員の場合)

そのほかにあると便利な資格

○介護福祉士

 専門的な介護技術と知識を身につけた、介護のプロフェッショナル。国家資格であり、大学や短大、専門学校の養成課程や関係学科を卒業し、国家試験に合格することで取得することができる。また、実務経験が3年以上あり「実務者研修」を修了すれば、試験に合格することでも取得可能だ。単に身体介助がうまいというだけでなく、関係機関・関係職種との連携や、利用者の状況を分析する力、必要な介護を考える判断力など、介護に求められる高度な専門性を示す資格であり、取得していることの意味は大きい。また、介護職員初任者研修と同じく、資格手当の対象になるという具体的なメリットもある。

そのほかに関連した資格

介護職員初任者研修

 介護職員になるうえで必須の資格はないが、業務の幅を広げるために「介護職員初任者研修」を受けることが強く推奨される。合計130時間の研修を受けたうえで、修了試験に合格することで取得できる。この資格を持っていることで、介護に必要な基本技術・知識を身につけているとみなされ、訪問介護も許可される。また、資格手当の対象になることも多い。無資格のまま就職した場合は、真っ先に取得をめざすべきだ。

関連する職業

児童福祉司/児童指導員/児童厚生員/社会福祉士/介護福祉士/生活指導員/医療ソーシャルワーカー/ケースワーカー/社会福祉施設寮母(寮父)/手話通訳者/心理カウンセラー/臨床心理士/ケアマネージャー/精神保健福祉士

 介護職員に関連した職業は、同じ福祉関係の職業の中から見つけることができる。このうち、社会福祉士や介護福祉士、ケースワーカーなどは実際の職場で一緒に働くこともある。また、資格を得ることでなれる介護福祉士は、介護職員になってからめざすべき職種の1つとも言える。似ている職業、関連している職業が比較的多いため、それぞれの職業をチェックして、違いを整理しておくといだろう。

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