理容師になるには
理容師になるには
養成施設への入所と国家試験合格が必須
理容師になるには、理容師国家試験に合格して免許を取得しなければならない。受験資格を得るには、厚生労働大臣が指定した養成施設を卒業する必要がある。養成施設は全国に200か所以上あり、施設によっては通信教育も受けられる。
国家試験は筆記と実技の2科目からなり、筆記試験では理容師に関する関係法規・制度、衛生管理、人体に関する知識が問われる。実技試験ではウィッグを使い、カッティングやシェービングの基礎的な技術を試される。第33回理容師国家試験の合格率は、75.1%だった(受験者数1253人、合格者数941人)。養成施設在学時に、知識と実技の両方を身につけておこう。