医療情報技師の働き方と生活

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医療情報技師の働き方と生活

院内SEか、システム開発・管理会社勤務か

 医療情報技師の働き方は、いわゆる院内SEとして特定の病院に採用されるパターンと、システム開発会社に採用されるパターンでやや違いが出る。前者の場合は、導入されているシステムの運用や保守、職員からの問い合わせ対応(使い方の説明やトラブルの解決)が仕事の中心で、システムを一から開発するということはない。逆に後者の場合は、システムの開発も行いつつ、すでに導入されている病院を回って保守を行ったり、院内SE同様に問い合わせ対応を行ったりしている。一から開発する場合も社内にこもりっきりということはなく、医師や看護師の要望を聞くために病院に出向いて、打ち合わせをすることもあるようだ。また、システム管理を中心に行う会社に勤めた場合は、委託を受けた病院に派遣されて、院内SEと同じように病院に常駐して保守・運用を行う。

 いずれの場合も、あくまでシステムエンジニアの一種ということもあって、医療従事者のように夜勤が発生することはない。日勤が基本で、1日8時間前後働くというのが一般的だ。ただし、システムに障害が発生したときは速やかに復旧させないといけないので、残業や休日出勤が発生することもある。

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