トリマーにふさわしい人

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トリマーにふさわしい人・適性

美的センスと器用さが必要

 まず、動物が好きであることが絶対条件。ただし、ただ動物を可愛がることが仕事ではなく、飼い主の要望通りにカットを行ったり、飼育の相談に対応したり、病気を見つけたりしなければならない。トリミングの技術やセンス、器用さ、接することになる動物に関する知識、そして人にも動物にもうまくコミュニケーションを図れることが重要になるだろう。必須ではないが、できれば動物を飼育した経験があるとなおいい。

 また、ときにはカットやシャンプーを嫌がって、ほえたり暴れたりする動物もいる。そういった動物を扱うには、動物の様子をよく観察し、行動を理解できることが欠かせない。専門学校での学びや、就業後の実務の中で、熱心に学び続けることが大切だ。

 そのほか、立ち仕事なうえに、たくさんの動物の世話をしなければならないので、体力がある人が望ましい。

教えて先輩!トリマーとして働いている先輩に、
仕事のやりがいについて聞いてみた!

どんな時にやりがいを感じる?
お客様のペットも私のことを覚えていてくれて、再び来店したときに私を見て喜んでくれるとすごくうれしい。それとトリミングしていると、皮膚や毛の状態で飼い主さんが気づかない体調の変化をチェックできるので、いつもより具合が悪そうだと思ったら飼い主さんに教えてあげます。すごく感謝されるので、この仕事をやっていてよかったと思える瞬間のひとつです。(33歳・女性・トリマー歴4年目)
仕事の大変なところは?
生まれて初めてトリミングをする子犬だと、器具におびえて噛みついてくるので生傷の絶えない仕事です(笑)。

かわしながら、さらに犬を傷つけないようにしながらカットしていくので想像以上に神経を使う仕事だと思います。大型犬だとカットするのに80kgもある体を持ち上げなくてはいけないこともあるので、体力的に大変な面もあります。(45歳・女性・トリマー歴15年目)

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