パティシエになるには

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パティシエになるには

基礎的知識・技術を身につけると強い

 パティシエになるために取得しなければならない資格はないが、関連の国家資格として、主に食品の衛生知識を問う「製菓衛生師」や技術水準のめやすとなる「菓子製造技能士」がある。独立をめざすなら取っておいた方が有利だろう。

 かつては中学や高校を卒業してすぐ店などに就職し修業を積むというスタイルが一般的だったが、最近では、調理系、製菓系専門学校などで基本的な知識や技術を学んでから就職するケースが多い。業界の情報が得られたり、自分の希望に沿った職場を紹介してもらえるのも魅力的だ。採用側も即戦力として歓迎しているようだ。

 また、本場ヨーロッパで勉強するのも一つの方法だろう。

教えて先輩!パティシエとして働いている先輩に、
どのようにしてパティシエの仕事に就いたのかを聞いてみた!

パティシエってどうすればなれるの?
基本的には調理師専門学校や製菓専門学校に通い、卒業してからレストランや洋菓子店、ホテルに就職するコースが一般的ですね。

高校卒業後に大学などに通いながらや、昼間に別の仕事をしながら、夜間に製菓系の専門学校で学んでパティシエをめざしている人もいます。直接お店にアルバイトとして雇ってもらって、そこで修行するというパターンもありますが、学校で習った知識がないと現場で働くのはけっこう大変。修業するなら自分である程度勉強して、知識をつけてからじゃないと厳しいと思います。

あとは直接ヨーロッパのお店に修業に行くという人もいますが、言葉や環境の壁も多いので、海外で一人前になるのは相当な覚悟がいるみたいです。(29歳・男性・パティシエ歴9年目)

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