職業情報 医療・看護系

歯科衛生士

歯科衛生士

歯科衛生士の仕事の内容

歯の保健指導や予防処置を行う

 医師の診療を看護師が補佐するのと同様、歯科医師の治療を補佐する「歯科医院の看護師」が、歯科衛生士だ。
 歯科衛生士は、歯科医師の指示によって歯石を除去したり、フッ素化合物を塗ったりして、虫歯や歯周病などの予防処置を行う。患者に歯の磨き方を指導するなど、歯の健康指導も歯科衛生士の大事な仕事だ。
 また、歯科医師が治療しているときは、患者の横で、器具の受け渡しなど歯科医師の補助をしながら、患者の状態に気を配る。治療器具の洗浄や薬の管理、治療後の後始末などもする。
 なお、現在のところ歯科衛生士の大半が女性だ。

歯科衛生士の働き方と生活

勤務時間は規則的で事務員の役割を担う場合も

 勤務先は、病院の歯科と歯科医院が圧倒的に多く、そのほかに保健所や市区町村の保健センターなどがある。口の中で細かい作業を行うことが多いため、神経を遣う仕事だ。
 勤務時間はおおむね規則的である。また、小さな医院で事務員がいない場合は、歯科衛生士がその役割も受け持っていることも少なくない。

歯科衛生士にふさわしい人

親しみやすさと手先の器用さが大切

 まず歯学全般に興味があることが必要だ。そして、幼児から高齢者まで、幅広い年齢層の人たちを対象に歯の健康や虫歯の予防について指導するので、親しみやすく、思いやりがあり、わかりやすく説明できる人に適している。また、狭い口の中で歯石を取り除いたり、薬を塗ったりするので、手先が器用なことも大切な条件だ。

歯科衛生士の収入、資格

収入 …  平均給与 約26万円(2016年厚生労働省調査)

必須資格 … 歯科衛生士

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歯科衛生士の将来展望

予防業務の担い手として活躍の場が広がる

 歯科医師1人に対し歯科衛生士2〜3人が理想的と言われているが、今のところ、個人病院では1人のところもあり、全体的に不足気味だ。また、高齢化社会が進み、お年寄り向けの在宅診療や、健康を維持するための「口腔ケア」の需要などが今後ますます増えていくと予測される。将来的には保健センターや老人保健施設、企業の診療所などでも活躍が見込まれている。

歯科衛生士にはこうすればなれる

国家試験の合格率は9割を超える

 歯科衛生士になるには、厚生労働省が実施している歯科衛生士国家試験に合格しなければならない。
 受験資格は、大学の歯学部口腔保健学科、短大の歯科衛生学科、専門学校などの養成施設を卒業すると得ることができる。
 国家試験の試験科目は、人体(歯・口腔を除く)の構造と機能、歯・口腔の構造と機能、疾病の成り立ち及び回復過程の促進、歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み、歯科衛生士概論、臨床歯科医学、歯科予防処置論、歯科保健指導論及び歯科診療補助論である。
 国家試験の合格率は例年95%前後と高いので、養成課程を卒業すれば、ほぼ確実に資格を取ることができるだろう。

歯科衛生士 なるためチャート

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