行政書士の働き方と生活

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行政書士の働き方と生活

行政書士事務所などに勤めるか独立開業が一般的

 資格取得後は、行政書士事務所や企業に勤めるか、独立開業するのが一般的だ。事務所は業務の特性上、都道府県庁など官公署周辺に多い。

 営業時間は、書類の作成代行という仕事柄、官公署に合わせて9時から5時までという事務所が多いようだ。仕事の量は時期や季節などに左右されないが、業務の獲得には実力と努力が必要だ。

 事務所に勤める、もしくは開業する場合、事務所ごとの仕事量にもよるものの、極端に残業が多い仕事ではない。ただし、依頼者の要望や締め切りに合わせるために残業するなど、柔軟な対応が求められる場合ももちろんある。開業した場合、自分の裁量で仕事量を決められるようになるので、働き方の自由度はやや高まる。

 企業に勤める場合、あくまで行政書士の有資格者として働くのであり、行政書士として働くわけではない。主に法務部や総務部などで、事業に関わる書類作成や手続きに携わることが多い。事務所に勤める場合と違って、勤務時間や残業時間は勤める企業によってまちまちだ。企業内のコンプライアンス(法令遵守)を強く意識している企業であれば、その分仕事量も多く、特に繁忙期は残業時間が長引くこともあるだろう。

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