パティシエにふさわしい人

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パティシエにふさわしい人・適性

満足を知らないあくなき探究心が必要

 「好きこそものの上手なれ」と言うように、まずお菓子が大好きであること、料理が好きであることが前提になる。そのうえで、敏感な味覚を維持すること、色彩感覚や美的感覚を養うこと、オリジナリティーあふれるお菓子をつくろうとする意欲などが求められる。修行期間が長く、スキルを磨いていく過程が大変なこともあって、お菓子づくりに対するどん欲な探究心や向上心を持っている、ストイックな人に向いているだろう。

 オリジナリティーが大切になる一方で、1日中工房で同じ作業を続けることや、大量の仕込みをさばくことから、根気強く努力できる人に向いていると言える。また、生地をこねたり重い小麦粉を担いだりと、何かと体力が求められる場面も。体が丈夫なことも、欠かせない条件になるだろう。

 そのほか、新しいお菓子を考えるには、試行錯誤を繰り返し、長い時間をかけて材料の組み合わせや調理方法を考えていくことになる。何事もただ言われたことを行うのではなく、自分なりに工夫して取り組む姿勢を持つ人だと、成功しやすいはずだ。

教えて先輩!パティシエとして働いている先輩に、
仕事のやりがいについて聞いてみた!

どんな時にやりがいを感じる?
ディスプレイされているスイーツをワクワクした顔で眺めている子どもを見ると、こちらも幸せな気分になります。

家族の誕生日などの祝いごとの場合もあれば、自分へのちょっとしたご褒美という場合もありますが、いずれにしてもケーキを買いにくる人はだいたいみんな幸せなオーラを放ってますよね。

そんなハッピーな時間の重要なピースとしてケーキはあると思いますので、来店してくれたお客様の笑顔をよりいっそう輝かせることができる仕事というのは、本当に誇りです。(22歳・男性・パティシエ歴2年目)

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