中小企業診断士になるには
中小企業診断士は、中小企業の経営について、さまざまな角度からアドバイスを行う職業のこと。日本の企業の大多数は中小企業なので、中小企業診断士が日本の経済を裏方から支えていると言える。
中小企業診断士になるには
中小企業の数に比べて、有資格者は不足気味
資格試験(1次試験・科目合格制)には、年齢や学歴などによる制限はない。
1次試験は(1)経済学・経済政策、(2)財務・会計、(3)企業経営理論、(4)運営管理、(5)経営法務、(6)経営情報システム、(7)中小企業経営・中小企業政策が問われる。
1次試験合格者には、具体的な診断能力を問う2次試験が行われる。2次試験合格後、実務補習を修了するか、診断実務に従事する。
また、1次試験合格後に、中小企業大学校などの養成機関で所定の課程を修めることでも、中小企業診断士への登録資格が得られる。