マンガ家の将来性

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マンガ家の将来性

世界にファンを増やす日本のマンガ

 日本は自他共に認めるマンガ大国で、子どもだけでなく大人もマンガを楽しんでいる。アジア諸国やヨーロッパ、アメリカなど海外でも、日本の人気マンガが翻訳・出版され、それらを原作としたアニメ映画などの人気も高まっており、今後も市場が拡大すると予測される。

 また、マンガの人気キャラクターの商品価値はかなり大きく、ゲームやさまざまなグッズに利用されており、その経済効果が期待されている。

 マンガが掲載される媒体は、これまで週刊誌や月刊誌などの雑誌が中心だったが、近年はWEBサイトやアプリでの配信も増えてきている。また、そうしたメディアでは頻繁に新人漫画家を募集しており、コンクールなども活発に行われている。以前に比べて、メディアが増えた分、マンガ家になるチャンスも高まっていると言えよう。ブログやSNS、掲載サイトを通じて、個人でマンガを発表することも容易になっている。

 ただし、デビューできる人が限られているのはやはり変わらない。そのうえ、専業のマンガ家として生活していける人もごく一部だ。マンガ家をめざすのであれば、根気を持って作品に向き合い続けることが欠かせないだろう。

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