保育士の働き方と生活

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保育士の働き方と生活

勤務時間は不規則になりがち

 勤務時間は公立、私立共に不規則であることが多い。また保護者の送迎時間を考慮して、早朝や夜間保育を行っている保育所などでは、交替制勤務を採用しているところもある。休日は週休2日制が増えているようだが、たいていの保育所は土曜日も保育を行うため、休日の曜日を決めずシフト制にしているところが多いようだ。

 保育所は現在、慢性的な人手不足に陥っていると言われている。その理由の一つが、前述の勤務時間の不安定さだ。さらに、小さな子どもを預かるという責任の重さ、職務内容に合わない賃金の低さも問題視されている。その一方で、定員の関係で保育所に入れない子どももおり、保育士の働き方や制度のあり方が問われている。

 こうした背景もあってか、近年は保育所以外にも活躍の場所が広がっている。例えば歯科医院や美容院の保育スペース、企業内保育所などだ。特に保育スペースについては、短い時間でも子どもを預けたいという需要が高まっているせいか、さまざまな場所につくられるようになっている。少人数の子どもの保育を短時間行うため、勤務時間も短く、パートタイムで働く人が多いようだ。

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