作業療法士(OT)のやりがい
身体が不自由な人、精神に障害を持つ人に対し、「作業」を通してリハビリテーションを行う職業。食事やトイレをはじめとした日常的な動作の練習から、学校や会社に復帰するための訓練など、患者の生活をよりよくするために幅広い支援を行う。
作業療法士のやりがい
その人らしさを取り戻す手助けができる
作業療法士が手がける「作業」は、排泄や入浴、遊びといった日常生活で行う動作一つひとつのことだ。ケガや病気でこれらの動作ができなくなった人に対してリハビリテーションを実施し、日常生活に復帰できるように支援する。言い換えれば、その患者や施設の利用者が「その人らしさ」を取り戻すことの手助けをする仕事と言える。自分が手がけたリハビリテーションの結果として、相手に笑顔が戻った、生きがいを持てるようになったと実感できたときに感じられる達成感は大きなものだろう。ただ生活の手助けをするというだけでなく、関わる人の人生の質、クオリティ・オブ・ライフに大きく貢献できるのが作業療法士という仕事の魅力と言える。
作業療法士が働く場所は多岐にわたり、それぞれ違った病状の人と出会うことになる。もちろん、急性期の病院であればケガや病気の直後の人が、介護老人保健施設であれば高齢者がケアの対象になるが、個々の患者が抱えている病状や悩み、できない作業はそれぞれ違う。どのようなリハビリテーションが有効か、対策を考えるのが難しい分、うまくいったときに感じられるやりがいは大きい。特にリハビリテーションに難色を示していた相手が、自分に心を開いてくれたとき、信頼してくれるようになったとき、この仕事をしていてよかったと思うだろう。
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