作業療法士(OT)の学校の選び方

作業療法士

 身体が不自由な人、精神に障害を持つ人に対し、「作業」を通してリハビリテーションを行う職業。食事やトイレをはじめとした日常的な動作の練習から、学校や会社に復帰するための訓練など、患者の生活をよりよくするために幅広い支援を行う。

作業療法士の学校の選び方

実習・国家試験対策の充実度は必ずチェック

 作業療法士になるには指定の大学や短大、専門学校を卒業し、国家試験に合格しなければならない。このうち大学に進学した場合は4年間、短大・専門学校に進学した場合は3〜4年間学修にかかる。1年でも早く作業療法士を目指す場合は、3年制の短大・専門学校に進学しよう。
 大学と短大では、作業療法士になるための科目だけでなく、他学部の科目や大学の共通科目を学ぶことができる。特に4年制の大学の場合、作業療法士になるための勉強にもゆっくり取り組めるうえ、幅広い教養を身につけられる。例えば、近い医療分野についても学びたい、興味のある文学や社会学についても学んでみたいと思うなら、4年制の大学に進学することをおすすめする。逆に作業療法士の勉強だけに専念したい場合は、専門学校の方が向いているだろう。
 大学・短大・専門学校のどれに進学するにしても、「実習の充実度」「国家試験の対策」についてはチェックすべきだ。作業療法士は理学療法士や言語聴覚士と同じく、リハビリテーションを行う職業なので、実践力を高めておくに越したことはない。低学年時から実習を受けられる、卒業までにたくさんの実習を受けられる、さまざまな施設を訪れることができるなど、その学校の実習制度をしっかり調べておこう。国家試験の合格率については、例年80%台で推移している。誰でも合格できる試験ではないので、少しでも合格に近づきたいなら、国家試験対策の充実度もチェックしよう。少人数制で試験対策に取り組める、例年高い合格率を出しているなど、どの学校も自学で学ぶメリットを打ち出していることが多いので、比較しながら調べてみよう。
 そのほか、卒業後に病院で働きたいと思っている場合、医療系の総合大学・学校に進学するのもおすすめだ。病院では「チーム医療」といって、他職種と連携して仕事に臨む。医療系の総合大学や学校であれば、他学科の学生との交流を通して、チーム医療に必要な考え方やコミュニケーション能力を鍛えやすい。また学校によっては異なる学科の学生が一緒に取り組む実習を用意していたりもする。

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