助産師の学校の選び方

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助産師の学校の選び方

まずは看護師資格と助産師資格の取り方を考えよう

 助産師はなり方が特殊で、看護師の国家試験に合格してからでないと助産師の国家試験を受験できない。ただし、一部の大学は卒業と同時に看護師と助産師の国家試験を同時に受験できるようカリキュラムを組んでいる。看護師になるための学校と助産師になるための学校をわけずにすみ、大学卒業後すぐに助産師として働くことも可能になるため、多くの人におすすめできるルートだ。まずはこうしたカリキュラムを組んでいる大学から候補を考えるといい。より専門的に学んでから就職したいのであれば、看護系の大学等を卒業後、大学院や専門職大学院で助産師の勉強に取り組む、というルートもある。

 進学する学校を個別に考える際は、「附属病院の有無」と「国家試験の合格率」をチェックしよう。附属病院がある場合、その病院で実習したり、就職したりできる可能性が高い。そのほか施設が整っている、規模が大きい、卒業生の職員が多いなど、さまざまなメリットがある中で実習を受けられるようになるかもしれないので、ぜひ調べてほしい。国家試験の合格率は学校別に公表されている。ほとんどの学校が100%に近い合格率だが、念のため学校ごとに詳細を調べてみよう。なお看護師・助産師の資格をそれぞれ別の学校で取得する場合は、両方の学校について、「附属病院の有無」と「国家試験の合格率」を調べておくべきだ。

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