グラフィックデザイナーのやりがい

クライアントの思いをカタチにすること

　グラフィックデザイナーは代表的なクリエイターの一種だ。ただし、芸術家とは違い、クライアントの依頼を受けて仕事をする。つまり、ただ自由に表現すればいいわけではなく、クライアントの意図を組んで、コマーシャルや誌面にふさわしいストーリーとデザインを考えて、それを表現しなければならない。そしてその過程は、クライアントからの修正依頼やカメラマン、ライターとの調整など、大変で難しい過程にあふれている。だからこそ、デザインが完成し、クライアントに喜んでもらえたときや街中で自分のデザインを見られたときに大きな達成感を味わえるのだ。

　芸術家とは異なるが、デザインにも全く同じものは存在しないし、正解もない。試行錯誤して自分だけのオリジナリティあるデザインができたときは、クリエイターとしての大きなやりがいを感じられるだろう。