グラフィックデザイナーの勉強法

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グラフィックデザイナーの勉強法

難関は実技試験。特にデッサンは必ず対策すべき

 グラフィックデザイナーになるうえで必要な資格はないが、優れたデザインスキルが必要になるため、実際は芸術系大学や専門学校で勉強してから就職する人がほとんどだ。まずはどちらの学校に進むかを決めよう。

 芸術系大学の入試はやや特殊で、学科試験に加えて実技試験が課される。学科試験として課される科目は大学によってまちまちで、国語・英語・数学から1科目+5教科7科目から1科目とする大学や、世界史・日本史から1科目+英語1科目とする大学、英語と国語の2科目とする大学などがある。基本的には文系受験と考えておこう。そして、より重要なのは実技試験だ。デザイン関係の学科でほとんど必須なのが鉛筆を使ったデッサンで、そのほかデザインプレゼンテーションやポスター・粘土像のデザインなど、実践的なデザイン技術を見る大学もある。学科試験は別として、実技試験は独学で学べることに限界があるので、不安なら美術系の予備校に通うか、通っている先輩や知り合いに対策法を聞くなどして、万全の状態で試験に臨んでほしい。

 一方専門学校は、実技試験や筆記試験を課さずに、書類選考と面接だけで合否を決める学校も多い。もしデザインが全くの未知で、実技に自信がないなら、芸術大学と併願するか、専門学校を第一志望にするのもいいだろう。

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