保育士にふさわしい人

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保育士にふさわしい人・適性

「子どもが好き」だけでは務まらない

 まず子どもが好きなことが第一条件。ただし、これだけでは保育士の仕事は務まらない。子どもと向き合うことが、楽しいことばかりとは限らないからだ。小さな子の命や成長に関わる仕事なので、責任感の強さは非常に重要。さらに、子どもを抱き上げたり、着替えさせたり、遊びに付き合っていくにはそれなりの体力が必要だ。また、子どもと接するときは同じ目線に立ち、一緒になって喜んだり、悲しんだりできることも、子どもとコミュニケーションをとるうえで大切だろう。

 そのほかに、ゲームや音楽、図画工作などの場面で、大きな声でハキハキと説明するなど、遊びながら指導するための技能も求められる。就職する前から、ボランティアやアルバイトなどで、子どもとの接し方を学んでおくといいだろう。

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