介護福祉士になるには

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介護福祉士になるには

2027年度から国家試験合格が必須

 介護福祉士になるには、介護福祉士国家試験に合格する必要がある。受験資格取得には、①実務を3年以上経験し実務者研修を受ける、②介護福祉士養成施設を卒業するという代表的な2つのルートがある。 ②のルートの場合、従来は養成施設卒業により資格を取得することができたが、2027年度卒業生からは法改正により国家試験合格が義務づけられた。ただし、移行期間の措置として、2017年〜2026年度の養成施設卒業生には5年間の期限つきで介護福祉士資格が与えられ、その期間内に国家試験に合格するか、介護現場に5年間継続して従事するかのいずれかを満たせば、経過後も資格が認められる。今後も制度の変更に要注意だ。

教えて先輩!介護福祉士として働いている先輩に、
介護福祉士になってからについて聞いてみた!

介護福祉士1年目ってどんなことをするの?
人によってはすでに3年以上の実務経験があるので、ほぼすべての仕事を一人でこなすことができます。私もはじめ老人ホームで働いて、3年経った後に資格を取得したので、そのときには一人で10人の介護を担当していました。たとえ実務経験がない人でも、養成施設などできちんと研修を行っているはずなので、そこまでとまどうことはないと思います。

ただ、その職場に入って間もないころは、利用者との人間関係ができていないので、まずは一人ひとりの名前や趣味などを覚えることから始めることになると思います。利用者によって介護の仕方や、どの程度介助が必要かは違いますからね。(37歳・女性・介護福祉士歴10年目)
介護福祉士に必要な能力は?
職場によって「夜勤」があったり、利用者さんの身体をしっかり支えたりする必要もあるので、ある程度の体力・筋力はあった方がいいかもしれませんね。

それと、利用者さんのなかには認知症の方もいて、まれに暴言を浴びせられてしまったりして、うまくコミュニケーションが図れないことも…。ですから、介護福祉士には自分の感情をコントロールする能力が求められるのだと思います。(29歳・男性・介護福祉士歴7年目)

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